研究開発などの取組み 

わたしたちの進めている、研究開発などの取組みを一部ご紹介いたします。

 混合ガス潜水
潜水において使用する、窒素・酸素混合ガスについて、エンリッチドエアーの実用化に向けた調査研究を行っています。
尚、当研究は、社団法人日本潜水協会との連携により進められています。
 海藻増養殖
わたしたちは、平成14年以来、ネットシステム(特許出願)を活用した藻場再生や、海藻の増養殖に関する研究開発を、大学等の研究機関と連携して進めており、全国各地のフィールドにおける、良好な結果が得られています。

また、わたしたちが考案したネットシステムや、海藻増養殖技術に関する質問・相談も受付けていますのでお気軽にお問合せください。

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 海藻の利活用
海藻の商品化検討はもちろんのこと、水中映像等を活用した海辺・海藻情報の発信、教育・観光分野への応用など、幅広い視点で各方面と連携しながら進めています。

【取り組みの一部】
 
漁協との連携によるコンブ類(マコンブ)の栽培 (静岡県由比漁業協同組合との連携)
 NPOとの連携によるコンブ類(ガゴメ)の栽培 (北海道大学水産学部・NPO法人函館スローマリンとの連携)
 
海藻をテーマにフィールドワークを開催 (北海道大学水産学部・NPO法人函館スローマリンとの連携)  
 函館の海藻・海の生物を紹介する商品制作販売 (ポスター、コースター)
 各種特許出願
潜水による調査・工事等に関する特許および、海藻の栽培・水産生物の育成等に関する研究開発の結果をもとに、特許の出願を行っています。

【潜水調査・作業関連の特許出願】
 
曳航式映像観察記録システム(水中ソリ調査システム)   
 ■
混合ガスを用いる減圧方法
 ■リバウンドハンマーを用いた水中コンクリート構造物非破壊試験方法
 
【海藻の栽培等に関する特許出願】
 大型海藻類の生産方法   
 ■開口部を備えた増殖養殖ブロック
 藻場造成に使用する藻草育成エンチョーネット  
 
藻場造成方法と藻草育成プランター
 ■藻場造成方法と藻草育成ネット  
 
多孔質基質を使用した立体型藻場造成方法

 
■海藻類に含まれる成分を最大限に製造する方法

【水産生物の育成等に関する特許出願】
 ■アワビ育成ブロック
  
 ■
地蒔き養殖防犯システム
  
 ■かご養殖防犯システム

 三次元・ROVによる調査
わたしたちは、ROV(Remotely Operated Vehicle:有索無人潜水機)や水中ソリ調査システム(特許出願中)を使用し、海底および海底生物に関する調査を行っています。

特徴としては、長時間・長距離・大深度における調査が可能であることと、移動しながら船上で映像、緯経度の確認が可能であることが挙げられます。(これまでの実績:沖縄での海底海草調査、伊豆半島での海底底質調査など)

ROV

水中ソリ