素材にこだわると、3種類になりました。

海藻商品づくりにとりかかったわたしたちは、まずはじめにガゴメの部位別の特徴を納得いくまで調べました。
根から葉先に至る部分を細かく区分して、それぞれの部分がどのような食感や香りなのか、ガゴメの生物的特徴と照らし合わせて、どのような違いがあるのか…例を挙げると、精肉でいうロースやバラといった部位のように、ガゴメにも部位ごとの特徴を把握したいというのが目的でした。
すると、当初約7区分だったものが、最終的には3種類に絞りこまれました。その3種類の部位別に、熱にデリケートなフコイダンなどの成分が損なわれないよう、加工時の熱に注意しながら丁寧に、使いやすい粒度に挽いたものが、「HAKODATE GAGOME」シリーズの商品です。
HAKODATE GAGOME(ガゴメ粉末)の主な食べ方
お湯にとかして 少量ずつお湯にとかし、昆布茶のように飲むことで、とろみを楽しむことができます。※ポイントは入れ過ぎないことです。
お味噌汁や煮物に お味噌汁や煮物を作る際に、直接ふりかけると、料理の"こく"が増します。 また、うどんやそばにもよく合います。
ご飯やおにぎりに 温かいご飯にしらすと一緒にまぶしたり、少量のお湯で溶いて、納豆ご飯のようにネバネバさせて食べるなど、お米にもよく合います。
その他には 和風の味付けでチャーハンや炒め物を作る際の調味料として、天ぷらのつけ塩、お好み焼きの生地、手作りドレッシングの隠し味等として利用すると素材の味が引き立ちます。
顔の見えるガゴメであること

商品化にあたって、生物的な特徴を表現することと併せて大切にしたことは「素材の顔が見えること」です。
ガゴメだったら何でも良い…というような考え方ではなく、「いつ」「どこの海域で」「どのように生育して」「誰が採取・乾燥させた」ガゴメがお客様のもとに届くこととなるのか、個々のガゴメの素性(顔)が見えるということを第一に考えて素材を調達しています。取り扱う漁師さんも、わたしたちが日頃フィールドでの調査研究を行う際にお世話になっている、きわめて誠実かつ腕利きの方々ばかりです。
安心・安全な素材をお届けするためにこうした手間は今後も惜しみません。
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